メガバンクで営業、ネット系事業会社で金融事業開発、外資系コンサルで金融機関コンサル、三社三様で金融に関わり続けている金融マン、Keijiです。
口頭で説明するんだけど、ちゃんと伝わっているのだろうか…
もっと相手に伝わる方法があればいいのに…
先に結論を申し上げると、転職面接で聞かれることはどこでもだいたい一緒です。もちろん会社によって多少の差はありますし、コンサルの場合はケース面接がありますので一概に全部一緒とは言えません。
今回はそこを逆手に取って、あらかじめ資料を準備して説得力を増し増しにしよう!という内容です。
実際僕はコンサルに転職する際、ケース面接の準備で用意していた内容をオンライン上で投影しながら回答した結果、高評価で無事内定をもらうことができました(用意していたケースの内容にたまたま当たったという運もありましたが。。)
コンサルに入社後、あるマネージングディレクター(役員クラス)の方と話した際、
「面接の際、資料を作ってくる人はほとんどいないが、伝わる度合いが桁違いだし、やる人がほとんどいない分周りとの差別化となる為、絶対にやった方がいい」
との言葉を受け、自分のやったことが間違っていなかったのだと確信に変わりました。
転職面接では何を聞かれるのか?
具体的に聞かれることの中身に入っていきます。結論、聞かれる順番で次の5点です。
本題に入る前の肩慣らしのようなものですが、以下の2点を見られます。
・どんな人柄か?
・簡潔に話すスキルはあるか?
1分程度にまとめるのが無難です。
面接官は、ただ単にこれまでの仕事のアピールをあなたにしてほしいわけではありません。
「あなたはどんな仕事をしてきましたか?それをうちの会社でどう活かせますか?」
ということを聞きたいわけで、つまりはこれまで上げた実績の再現性があるかどうかを見ています。
会社は人の採用に、広告宣伝費や転職エージェントに支払うフィーなど多大な費用が掛かります。
なので一度採用した人に簡単に辞められては困るのです。
志望動機は「なぜうちの会社を志望しているのですか?うちで長く働き続けてくれますか?」
という点、つまりは継続性があるかどうかを確認する為に聞かれます。
それに対して、「あなたの会社(の商品)が好きだから、長く働き続けます」と言うと好きな理由を深掘りされて爆死する可能性が高いです(笑)
「自分の考えや転職の軸とあなたの会社の方針がマッチしている」ということを言うことが基本の型です。
志望動機と同様に、継続性があるかどうかを見る為の質問ですが、ネガティブチェックの色合いが濃いのが転職理由です。
転職を決意するに際して、今の会社への不満は少なからずあると思いますが、不満披露の場ではありません。
ネガティブな理由であっても、ポジティブな選択に転換することが大切です。
おすすめの方法は、志望動機とセットにしてしまう方法で、こちらの記事で解説していますので興味のある方はぜひご一読ください。

「入社の意思があるなら、聞きたいことの1つや2つくらいあるだろう」という面接官の意図で聞かれます。
この時、以下の2点がポイントになります
- 必ず何か質問する
- 待遇や福利厚生ばかり質問しない
何も質問をしないと「本当に入社の意思があるのか?」と見られてしまうため、事前に何かしら逆質問の準備をしておきましょう。
また、待遇や福利厚生の質問が悪いわけではないですが、そればかりになると「条件面ばかり気にする人だな」という印象を与えてしまうため、注意が必要です。転職エージェントを利用していたら、エージェント経由で待遇・福利厚生を確認するの1つの手段です。
採用する会社や面接官にとって、十分な面談時間と面談回数を掛けて、採用可否を吟味できる状況ならば別の質問もあり得ると思いますが、起業や面接官にも時間がありません。
転職面接は2回程度で、同じ人が面接することは基本的にありませんので「限られた時間で、優秀な人を採用する」という効率性が、企業にとっては極めて重要です。
結果的に、職務経歴書から「採用した際に活躍してくれそうか?」を、志望動機と転職理由から「長く勤めてくれそうか?」を判断する型に落ち着いているのです。
面接対策として何を準備しておくべきか?
聞かれることが分かったので、次はその準備です。
もうお分かりかもしれませんが、面接で聞かれることの大半は履歴書と職務経歴書に記載していることの詳細説明です。
つまり、履歴書と職務経歴書の深掘りが面接で回答することに繋がります。
面接官のほとんどが履歴書と職務経歴書に目を通してから面接に臨むので、全然違うことを話されると「書いてあることは何なの?書類は他での使いまわしね」と見透かされるので注意してください。
自己紹介から逆質問まで、一連の質問に対しては自然に話せるように、頭の中だけでなく、声に出して練習を繰り返してください。
自分自身では気づきにくいことも多々あるので、可能であるならば誰かに面接相手をしてもらってフィードバックをもらうか、録音して自分で聞き直すことがおすすめです。
職務経歴書、志望動機、転職理由について、より具体的な書き方を知りたい方はこちらの記事で解説していますので、ぜひご一読ください。

ですが、プレゼン資料として作成するのは②職務経歴、③志望動機、④転職理由の3つで十分です。というのも、①自己紹介は冒頭手短に求められるケースが多く(資料を用意して長々と話すると逆効果)、⑤逆質問はあえて資料を用意してもしなくてもあまり変わらないからです(口頭で説明しきれないような仮説を基に聞きたいことがある場合は除きます)。
ちなみに、②職務経歴、③志望動機、④転職理由について、もっと具体的な書き方を知りたいという方は、こちらの記事で解説していますのでぜひご覧ください。
どのように資料に落とすのか?
説明する内容は履歴書や職務経歴書に書かれたことと似通ることになりますが、より詳細に踏み込みつつ説明の流れが分かる資料を用意することによって、話す側も説明が楽になりますし、聞く側も理解が進みます。
フォーマットは面接官にわかりやすく伝えられるものなら、何でも良いと思っています。
ただし、職務経歴書や履歴書と齟齬が出ると逆効果なので、必ず職務経歴書や履歴書と齟齬がないか確認してください。
ちなみに、僕が作ったテンプレートをこちらからご購入いただけます。150円ですので、寄付だと思ってポチっていただけるととても嬉しいですm(__)m
購入専用サイトからでもnoteからでもどちらでも同じものがご購入いただけますので、お好きな方をご利用ください。
(※購入専用サイトからご購入いただいた場合は、zipファイルのダウンロードとなりますので、PC環境からでお願いします)
ご自身のPCにPower Pointが入っていないという方は、Canvaを使えば無料で編集ができますし、全画面機能を使えばオンライン面談でも問題なく投影できます。
伝え方が一番大事!
最後に、面接において一番大事なことですが、面接とは会話、コミュニケーションの場です。
資料を作ると、流れに沿って全部説明したくなってしまう気持ちはわかりますが、応募者が一方通行の話をしていては、どれだけ素晴らしくても、「コミュニケーションに難あり」の烙印を押され採用にはなりません。
用意している資料は、はやる気持ちを抑えて質問が来るまで待ちましょう。
質問が来たら「こちらに沿ってご説明させていただいてよろしいでしょうか?」と念の為確認を入れてから紙を渡すorオンライン会議なら資料投影し、まずは聞かれた質問に対して答えます。
職務経歴を聞かれる際、よく聞かれるのが「これまでの仕事の中でのエピソードを教えてください」というものです。
話したいこととしては、「そのエピソードに体現されるように自分にはこんな強みがある」、「そして貴社ではこう活かして活躍できる」という一連の流れがあると思いますが、一旦落ち着いて、聞かれた質問に対する答えに留めましょう。
必要であれば面接官が追加で聞いてきますし、資料に盛り込まれていればあえて話さずとも面接官も理解できるはずです。
大事なことは、ゆっくり落ち着いて、聞かれたことに対して答えることです。
面接官の立場を考えてください。まず採用活動をしていて面接まで進んでいるということは、応募者を不採用にしたいという目線で見てくることはないでしょう。
企業側は人が足りなくて採用したいから面接しているのです。 そして、面接官の手元(紙orPC)にはおそらく、面接で聞くべき内容と評価項目、評価項目に対する採点が記入できるよう整理されています。
1の項目について聞いたのに、2も3も4も続けて話をされたらどうなるでしょうか?
ほとんどのケースで「聞いてないのに一方的にしゃべっちゃう、コミュニケーションに難がある人かもしれない」と戸惑い、高得点をつけることはないはずです。
資料は一方的に話すためにあるのではありません。面接官に正しく理解してもらう為にあります。
仮に資料にA、B、Cの順番で構成していて、面接官からBについて聞かれたとしても、基本的にはAとCは置いておいて、Bだけ話しましょう。聞かれたらAやCも答えるスタンスで問題ないのです。
資料の順番に沿って話してしまいたくなる気持ちはわかりますが、面接官とのコミュニケーションを心がけましょう。
まとめ
- 転職面接では、自己紹介、職務経歴、志望動機、転職理由、逆質問の順で質問がされることが一般的
- 面接職務経歴、志望動機、転職理由の3つについて記載した資料を用意すべし
- 面接ではコミュニケーションを意識して、聞かれたことに対して答える(一方的に話すのではご法度、資料の順番通りに話す必要なし)
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